カーポートはさまざまな商品が市場に存在し、その中からご自身に最適な選択をすることが求められます。商品ごとに特徴やデザイン、機能が異なるため、自身の好みやニーズに合ったカーポートを見つけることが大切です。

この記事ではイカリ建商株式会社が提供する「アイカーポート」に焦点を当て、その特長や魅力について解説していきます。さらに、実際に弊社が愛知県一宮市で施工を手がけたアイカーポートの事例を写真を交えて紹介します。
一宮市でアイカーポートの導入をご検討中の方はぜひ参考にしてみてください。 

1 折板カーポートについて

1-1 カーポートの役割

カーポートとは、自動車を外部のダメージから保護するための屋根付きの駐車場のことを指します。屋根があることで、車が雨や日差しにさらされることなく、紫外線や鳥のフンなどから守ることができます。カーポートは、車の劣化を防ぐだけでなく、季節ごとの気象条件に左右されずに車の利用が可能です。また、冬の雪かきや夏の高温対策の手間を軽減する一方で、駐車スペースを確保するための有効な方法でもあります。カーポートの設置により、愛車の美しさと保護を両立させることができます。

1-2 折板カーポートの特徴

「アイカーポート」は折板(せっぱん)カーポートと呼ばれる種類の商品になります。ここでは折板カーポートの特徴についてご説明しましょう。

①素材・形状

屋根はガルバリウム鋼板というスチール製の素材で、耐久性や耐震性の高さが特徴です。カクカクと波状に折り曲げて形作られます。

②強度・耐久性

屋根が波状の形状になっていることで強固になり、平面のものよりも強度・耐久性が高くなります。風や積雪のダメージに強く、安全に車を保全することができます。

③日射しの遮断性

スチール製のため直射日光を遮ることができ、日射しの遮断性が高いです。紫外線や車内が高温になることによる車のボディや内部の部品の劣化を防ぐことができます。

 

折板カーポートは上記のような特徴を持つ一方で、屋根材に金属を用いているため気温が低くなる冬は屋根の内側に結露が発生しやすいというデメリットも。
結露によるサビを防ぐために「ペフ」を付けることをおすすめします。ペフはカーポートの屋根の内側に取り付けるスポンジ状の部品で結露防止に活躍します。

1-3 折板カーポート比較表

「アイカーポート」はイカリ建商がオリジナルで展開する折板カーポートで、現場に合わせて受注生産する完全オーダー制の商品です。

折板カーポートは様々なメーカーから商品が展開されていますが、アイカーポートと代表的なメーカーの商品の特徴を表で比較してみました。

アイカーポート
(アイカーポート2)
LIXIL
(カーポートSW 1500タイプ)
三協アルミ
(カーポートG1-R)
YKK
(レオンポートneo Smart)
デザイン性 ・シンプルなデザイン
・間口を広く取れる
・住宅外観に調和するシンプルなデザイン
・直線的で骨太なデザイン
・4色展開
・すっきりした屋根デザイン
・色展開が豊富。
・梁5色、鼻隠し9色から選べる
強度 ・アルミ梁を使用
・耐積雪強度61cm
・耐風圧38m/秒相当
・耐積雪強度50cm
・耐風圧46m/秒相当
・耐積雪強度50cm
・耐風圧46m/秒相当
・耐積雪強度30cm
・耐風圧46m/秒相当
オプションパーツ ペフ、明かり取り、透明パネル、サイドパネル サイドスクリーン、ロング柱、梁はね出し仕様、カーポートライト、振れ軽減部材、横材、柱ガード、上吊り棚、物干し、アルミ堅樋etc. 側面パネル、奥面パネル、採光折板、水止め面戸、高耐久タイトフレーム、横桟、振れ止め、万杖、屋根連結カバー、すき間隠しカバー、梁下ダウンライト、スポットライト、上吊り収納棚etc. サイドパネル、外部コンセント、ブレース、物干しセット、カーポート用ダウンライト、明かり取り屋根etc.
費用 約48万~ 約70万~ 約60万~ 約55万~

※全て2台用、費用はカーポート製品の参考価格(施工費等含まず)ですが実際のお見積り価格とは変動する場合があります。

2 アイカーポートの特徴【おすすめポイント】

①シンプルなデザインが良い

アイカーポートは他社よりもシンプルなデザインの商品です。
アイカーポート2は以前の商品よりも鼻隠し(カーポートの正面上部分)が角ばった形状に変わり、従来より洗練されたデザインになりました。

またオプションパーツも他社と比べるとラインナップは少な目ですが、結露防止のペフや採光のためのパネルといった必要性の高いものは取付け可能です。

②強度耐久性が高いものが良い

一般的な折板カーポートはトラス梁を利用しますが、この場合上からの重圧には強いものの横の強度がやや弱めです。

アイカーポートは高強度で肉厚なアルミニウム合金製部材を梁に使用しているため、上からの強度はもちろん横の強度も高く、より風や積雪に強い作りになっています。

③自由な設計がしたい

アイカーポートは間口・奥行きを自由に選べ、住環境に合わせた柔軟な設計が可能です。

他社のメーカーの商品がおおよそ間口9mまでであることに対し、アイカーポートは間口12mまで中間柱を使用せずに取り付けることもできるため、広々とした駐車スペースを設けることができます。

④費用を抑えたい

トラス梁を使用しない、デザインやオプションパーツは控え目にするといったことから、製作人件費を削減でき、その分価格を抑えることができます。

 

以上の様に、アイカーポートは強度の高さを保ちつつも、設計の柔軟性が高く、費用を抑えることができる商品です。
実際に弊社のお客様も、特に③④の特徴に惹かれアイカーポートをお選びいただくケースが多いです。

3 一宮市でのアイカーポートの施工事例3件

次に弊社が愛知県一宮市で実際に手がけたアイカーポートの施工事例を3件ほどご紹介します。

実例①明かり取りで生活の利便性もプラス

折板カーポートはしっかり日光を遮断できるというメリットがありますが、その分明かりが欲しい時にも駐車スペースが暗くなってしまうという側面も。
屋根材の一部に明かり取りを付けると適度に採光できるため、駐車スペースが明るくなり荷物の積み下ろしなど日常生活での利便性もアップします。

本件では明かり取りを2列採用し、結露防止のペフも取り付けています。

実例②車体・プライバシーの保護と強度を両立したカーポート

サイドパネルを取り付けると周囲からの目隠しや横からの雨除けとなり、駐車スペースのプライバシーを守りつつ車体を保護することができます。

こちらの事例では片側2段のサイドパネルを取り付け、梁を3列にすることで強度も保っています。またこちらもペフ付きです。

実例③駐車スペースを機能性の高い空間に!

カーポートを玄関前の空間に設置することで、カーポートとしての役割に加えて屋根付きの作業スペースを確保することができます。
こちらの事例では玄関前にアイカーポートを設置し、明かり取り、サイドパネルに更に物干し竿かけセットも取り付け広々とした機能性の高い空間に仕上がりました。

4 まとめ

今回の記事ではアイカーポートの特徴やおすすめポイントについてご紹介しました。

外構・エクステリア・リフォームを請け負う私たち「サニーズガーデン」は、愛知県一宮市・稲沢市・岩倉市・江南市など、一宮市を中心としたエリアで地元密着でご対応しております。

すべて安心の自社施工でお客さまのご要望にお応えしておりますので、アイカーポートの設置をご検討の際はぜひお気軽にご相談ください。