「人工芝って高いイメージだけど、どんなメリットがあるの?」と疑問を抱えている人も多いでしょう。天然芝と比較すればたしかに導入コストは高いですが、お手入れがラクだったり通年で緑を楽しめたりとメリットも豊富です。

この記事では人工芝の費用やメリット・デメリットを徹底解説します。あわせて愛知県一宮市で弊社が施工した人工芝の実例もご紹介しますので、気になる人は最後まで読んでくださいね。

人工芝とは?

「人工芝」とはナイロンやポリエステルなどの合成樹脂を用いて、天然芝に似せて作った化合物です。メンテナンス性だけではなく耐久性にも優れていて、環境によって異なりますが約7〜10年は維持できます。

また人工芝は天然芝とは違って地面に根付かせる必要はないため、ベランダや屋上などのコンクリートの上にも施工できる点が特徴です。

人工芝が登場した当初はビニールっぽさが一目瞭然だったため、メンテナンス性に長けていたもののそれほど人気ではありませんでした。しかし時代とともに技術が進化して、今では見た目や機能性が向上し、天然芝と同様に多くの人から注目を集めています。

緑のパイル(芝)のなかにあえて茶色いパイルを混ぜることで、少し枯れたようなリアルな雰囲気を出してくれる「リアル人工芝」も登場しています。

人工芝と聞くと「雨などの水が芝生の上に溜まってしまうのでは?」と不安に感じる人もいますが、水や湿気を逃がしてくれる「透水穴」が開けられているため芝生が水浸しになることはありません。

人工芝の費用相場は「1平方メートルあたり約6,000円」

人工芝の費用相場は「1平方メートルあたり約6,000円」といわれています(商品によって異なります)。一方で天然芝の費用相場は「1平方メートルあたり約3,000円」と、人工芝の半分ほどです。こうして比較してみると人工芝の費用は高いですよね。

たとえば5m×5mの庭に人工芝を敷く場合には、単純計算で「6,000円×(5m×5m)=15万円」の費用が必要です。これはあくまでも人工芝本体の費用のため、このほかにも施工費用や人工芝を地面に留めておくピンなどの副資材費がプラスされます。

このように人工芝と天然芝の費用だけを比べると「安いから天然芝にしよう」と安易に選んでしまいがちですが、天然芝の場合には初期費用が安く済んでもメンテナンス費用がかかることを覚えておきましょう。

「人工芝」と「天然芝」のメリット・デメリット

ここで人工芝と天然芝のメリット・デメリットを比較してみましょう。

人工芝天然芝
メリット・ほとんどメンテナンスは必要なくて維持がラク
・一年中、青々とした芝生を楽しめる
・ゴルフなどができるほど強い
・芝生で四季を楽しめる
・草本来のやわらかい風合い
・費用が安い
デメリット・費用が高い
・環境や経年によって パイル(芝) が折れてしまうことがある
・芝生や雑草が伸びてきてお手入れが大変
・冬は枯れてしまい、寂しい雰囲気になる

これらのメリット・デメリットを考えると、ご自身でメンテナンスができる人は天然芝を選んでもよいでしょう。反対に仕事が忙しかったり庭のお手入れが面倒だと感じたりする人には、ほとんどメンテナンスが不要な人工芝をおすすめします。

【写真付き】一宮市で施工した人工芝の実例を3つ紹介

ここからは、弊社「サニーズガーデン」が愛知県一宮市で実際に施工した人工芝の事例を3つご紹介します。

一宮市がある愛知県は台風が多い地域でも有名です。そのため雨水をよく吸って成長してしまう天然芝は、メンテナンスの頻度が高くなる可能性があります。芝生の管理が苦手な人はぜひ人工芝を検討してくださいね。

実例①:庭の一角を人工芝に!

・費用:約26万円(人工芝+副資材+施工費用)
・使用した人工芝:ワンデックスODターフ25mm(2m×10m巻×4本使用)

こちらのお客さまからは「庭の一角を人工芝にしたい」とのご要望がありました。そこで2m×10m巻の人工芝を4本使用して、8m×10mの芝生スペースを作りました。立水栓の部分も隙間が空かないように丁寧に施工しています。

今回使用した人工芝はある程度の耐久性があり、パイルがボリューミーなワンデックス社の「ODターフ25mm」です。

実例②:クールな駐車場に温かみのある人工芝をプラス!

・費用:約20万円(人工芝+副資材+施工費用)
・使用した人工芝:ワンデックスODターフ25mm(2m×10m巻×3本使用)

「庭に物置と人工芝を設置したい」とご希望があったこちらのお客さま。外壁のカラーとあわせて、物置もスタイリッシュなグレーをチョイスしています。

またコンクリートの駐車場はクールでかっこいい印象ですが、同時にどこか冷たさを感じる人もいるでしょう。そこで駐車場の一角を人工芝にすることで温かみをプラスしました。こちらもワンデックス社の人工芝「ODターフ25mm」を使って、6m×10mの幅で芝生スペースを施工しています。

実例③:雑草対策も兼ねてメンテナンスがラクな人工芝へ

・費用:約10万円(人工芝+副資材+施工費用)
・使用した人工芝:当店オリジナル人工芝(2m×25m巻)

自宅の裏に庭があるこちらのお客さまは「雑草対策も兼ねて人工芝を設置したい」とのご要望でした。施工場所にはたくさんの雑草が生えていたため、最初に雑草を取り除いてから下地の調整、そのあと防草シートを隅々まで敷いて人工芝の施工となりました。

今回使用したのは、一般家庭向けのショートパイル(毛高25mm)である当店オリジナル人工芝です。

【Q&A】人工芝に関するよくある質問

最後に人工芝に関するよくある質問とその答えをご紹介します。

Q:人工芝にすれば雑草は生えてこないの?

A:人工芝の下に「防草シート」を敷けば雑草が生えてくるのを防げます。人工芝自体には防草効果はありません。そのため人工芝に雑草対策も求めている人は、防草シートもセットで依頼しましょう。

Q:人工芝に虫は寄ってくる?

A:人工芝は化合物のため、基本的には虫が寄ってきたりわいたりすることはありません。ただし近くに雑草が生えていれば虫が寄ってきてしまうため、防草シートでしっかりと対策しておきましょう。

また雑草対策をしていても、プランターなどで植物を育てていれば虫は寄ってきます。この場合には虫除けになるようなハーブもあわせて植えておくとよいでしょう。

Q:人工芝を使ってDIYできる?

A:できます。人工芝はDIYに向いている商品ですので、ご自身で比較的簡単に敷き詰められます。

人工芝には「ロールタイプ」と「マットタイプ」の商品があり、広い場所に敷き詰めるには転がしてDIYできるロールタイプがおすすめです。一方で狭い場所に敷いたりタイルなどと組み合わせてデザインしたりする場合には、小さくカットされているマットタイプが使いやすいでしょう。

Q:人工芝の上でペットがオシッコした場合はどうしたらいい?

A:人工芝の上でペットがオシッコをしてしまった場合には、水でよく洗い流しましょう。冒頭でもご説明したとおり、人工芝には水をはけさせる「透水穴」が開けられているため水を流しても大丈夫です。またペットがウンチをしてしまった場合も、ウンチを取ってから水で洗い流しましょう。

まとめ

人工芝は天然芝よりも導入コストがかかりますが、一度施工してしまえばそのあとのメンテナンスがラクで、一年中美しい緑を堪能できます。最近では風合いも柔らかく天然芝に見えるようなリアル人工芝も販売されています。芝生のお手入れが面倒な人は、ぜひ人工芝を検討してみてくださいね。

弊社「サニーズガーデン」では、お客さまの悩みや住環境にあわせて最適なご提案をしています。愛知県一宮市を中心に稲沢市・岩倉市・江南市など幅広く対応いたしますので、ぜひお気軽にご相談ください。

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